【2023年度 公開講座No.7】感染症と平和教育

沖縄での平和教育は、転換点に来ています。①戦争体験者の高齢化による、語り部の減少、②感性認識による平和教育が引き起こすトラウマの可能性、③世界情勢の悪化により求められる行動選択などが理由としてあげられます。
八重山からマラリアが1962年に一掃されました。コロナを通じ、感染症と平和が強く関係していることを人類は知りました。我々は感染症と科学を軸にした平和教育カリキュラムと教材づくりを行なっています。科学の講義と戦争マラリア時の強制避難地での疑似体験ゲームをくみあわせ、楽しみながらも戦下の状況を自分ごとにし、自分たちで最適解を選択します。このカリキュラムが、平和構築へふみだす力となることを期待します。今回、この新たな取り組みをひろげていく目的で、教育関係者対象に公開授業をおこない、ゲームを体験していただく予定です。
講義内容:八重山のマラリアの歴史―戦争マラリアとマラリア対策―/模擬体験ゲーム:戦争マラリア当時の強制避難
公開講座・公開授業詳細
2023年度 琉球大学公開講座
【一般向け講座】
7. 感染症と平和学習-八重山のマラリアから学ぶ
【概 要】 沖縄での平和教育は、転換点に来ています。①戦争体験者の高齢化による、語り部の減少、②感性認識による平和教育が引き起こすトラウマの可能性、③世界情勢の悪化により求められる行動選択などが理由としてあげられます。
八重山からマラリアが1962年に一掃されました。コロナを通じ、感染症と平和が強く関係していることを人類は知りました。我々は感染症と科学を軸にした平和教育カリキュラムと教材づくりを行なっています。科学の講義と戦争マラリア時の強制避難地での疑似体験ゲームをくみあわせ、楽しみながらも戦下の状況を自分ごとにし、自分たちで最適解を選択します。このカリキュラムが、平和構築へふみだす力となることを期待します。今回、この新たな取り組みをひろげていく目的で、教育関係者対象に公開授業をおこない、ゲームを体験していただく予定です。
【講師名】
斉藤 美加(医学研究科・助教)、島袋 美由紀(風樹館・学芸員)、佐伯 光子(技術補佐員)
【開催日時】
7月5日(水)13:45~16:15
【内容】
講演:感染症、科学視点からの「マラリアがなくなるまでの歴史」について
グループワーク:「マラリア有病地に強制疎開させられたらどう生き延びる?」
まとめ
【会 場】
石垣市役所庁舎 大会議室1,2
【定 員】
20名
【受講対象者】
教育関係者(平和学習)
※今回、一般からは3名募集します。
【受講料】
無料
【申込み期間】
6月12日(月)~6月28日(水)
【備 考】
■共催/チームがじゃん、チームヤエヤマゼロマラリア
■お申込みについて■
・お申込み後、受付完了のメールが届きます。受付完了メールが届かない場合は、担当窓口までご連絡ください。
・講座によっては、申込み先や申込み方法が異なる場合がありますので、上記の講座案内をご確認ください。
・定員に達し次第、締め切りとなります。
その他の詳細については、「お申込みについて」をご確認ください。
■留意事項■
・実技や実験棟を行う講座については、万が一の事故に備えて保険加入をお願いしています。
その他の詳細については、「受講にあたっての留意事項」をご確認ください。
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【事務局/公開講座・公開授業 担当窓口】
講座・授業名 | 【2023年度 公開講座No.7】感染症と平和教育 |
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講師名 | 斉藤 美加(医学研究科・助教)、ほか |
開催日時 |
2023年
7月
5日
13時
45分
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定員 | 30名残り2名 |
会場 | 石垣市役所庁舎 大会議室1,2 |
会場の連絡先 | 0980-82-9911 |
所在地 | 沖縄県石垣市真栄里672 |
受講料 | 0円 |
お支払い方法 | ※本講座は無料講座です |
申込開始 | 2023年 6月 12日 |
申込締切 | 2023年 6月 28日 |
準備するもの | |
キャンセルについて | キャンセルを希望する場合は必ず事務局までご連絡ください。 原則として、一度納入された受講料は、キャンセルをした場合でも払戻しはできません。 |
備考 | ■備考/共催:チームがじゃん、チームヤエヤマゼロマラリア |
主催者 | 琉球大学 |
お問い合わせ先 | 098-895-8019  [メールでのお問い合わせはこちら] |